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CSC、Q1台湾受注に達成見通し【図】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年12月14日_記事番号:T00060941

CSC、Q1台湾受注に達成見通し【図】

 鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)の宋志育董事長は12日、来年1~2月の台湾域内向け受注が終了し、来年第1四半期は目標達成率104%が見込め、過去5四半期で最も高い水準になると予測した。13日付工商時報などが報じた。

 宋董事長は、世界の鉄鋼市場は供給過剰で、熱延製品価格は世界金融危機当時の2008年を下回ったと述べた。


宋董事長は12日、設立44周年イベントで、同社は年初来の実質利益率がアジアで最も高いと話した(12日=中央社)

 同社は、海外向け輸出受注は引き続き受け付けている。証券会社は、同社の輸出受注が同時に回復すれば、鉄鋼業界の景気底打ちと言えるとの見方を示した。

 同社が11日発表した自社決算による11月連結税引き前損失は5億2,300万台湾元(約19億円)で、前月の税引き前利益1億900万元から赤字に転落した。単月での赤字は2012年2月以来。同社は、鉄鋼価格下落で本業の赤字が2億7,000万元に拡大し、投資事業も2億5,300万元の赤字を計上したと説明した。11月の連結売上高は前月比3.8%減、前年同月比29%減の203億200万元だった。