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16年成長率予測2.24%、内需外需ともに緩やかに回復=中経院【表】


ニュース その他分野 作成日:2015年12月15日_記事番号:T00060951

16年成長率予測2.24%、内需外需ともに緩やかに回復=中経院【表】

 中華経済研究院(中経院、CIER)は14日、来年の台湾の経済成長率予測値を2.24%へと前回予測(10月)から0.03ポイント引き下げた。中経院の予測値は、行政院主計総処が11月末に発表した来年の経済成長率予測2.32%を下回った。中経院は、来年は内需・外需とも緩やかに回復するものの、世界的な産業構造の再編が途上段階にあり、成長力は弱いとの見方を示した。15日付経済日報が報じた。

 また呉院長は来年の台湾経済おける懸念要素として、▽米国の利上げ▽各国の通貨政策▽中国経済の成長鈍化と紅色供給網(レッドサプライチェーン)の台頭▽国際原油・原料価格──を挙げた。

 なお中経院は、今年通年の経済成長率予測値を0.93%へと前回予測から0.03ポイント上方修正した。ただ呉院長は、第4四半期は経済成長がほぼ停滞しているとの見方だ。