ニュース 金融 作成日:2015年12月15日_記事番号:T00060953
シティバンク(台湾)は14日、金融監督管理委員会(金管会)が推進する金融輸入代替政策に呼応する形で、複数国の有価証券の保管・管理を取り扱う「グローバル・カストディ業務」を台湾で初めて開始すると発表した。15日付経済日報が報じた。
シティバンクはまず、生保大手の南山人寿保険と提携。富邦人寿保険、新光人寿保険などとも接触しているようだ。
シティバンクはグローバル・カストディ業務の展開に向け、カストディ業務の人員を10%増員し、香港、シンガポールでの研修を進めている。
現在台湾の金融機関が海外投資に際し、カストディサービスに保管を委託している資産は7兆5,000億台湾元(約28兆円)を超えるが、うち95%が海外金融機関に預けられている。税務処理のルールや法律が国ごとに異なることが悩みの種だった。
金管会の王儷玲副主任委員は「台湾の金融機関が地元でカストディ業務を行えば、投資資金の還流が見込める」と期待感を示した。
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