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迷走する建成円環、来年再改装へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年12月15日_記事番号:T00060955

迷走する建成円環、来年再改装へ

 台北市の大稲埕地区でかつて名物夜市(ナイトマーケット)として栄えたロータリー「建成円環」が再び改装される見通しとなった。今後、市民との間で10年、20年先を見据えた使用計画を議論していく。15日付自由時報が伝えた。

 柯文哲台北市長は14日、現在入居しているテナントとの賃貸契約が来年7月に切れる段階で、市政府が契約更新をせず、半年かけて改装を進め、2017年1月から再び開放する考えを示した。

 建成円環は馬英九総統の台北市長在任中に、ガラス張りの建物に改築されたが、直射日光で熱がこもるなどという不評が絶えなかった。改装では暑さ対策も施される見通しだ。

 柯市長は「建成円環は台湾人にとって台北市の大切な記憶だ。馬市長が最も良い建築士を招き、2億台湾元(約7億3,700万円)をかけて改築を行ったものの、出来上がったものには不満だらけだった」と述べた。