ニュース 商業・サービス 作成日:2015年12月15日_記事番号:T00060958
香港のタレント、孫耀威(エリック・ソン)さん(42)が2013年、台北市の商業施設、微風広場(ブリーズセンター)2階にカフェを開店したものの、開店当日に違法建築が摘発され、営業中止と店舗撤去に追い込まれたことを不服とし、微風広場に2,464万台湾元の損害賠償を求めた裁判で、台北地方法院は14日、賠償金549万元(約2,000万円)の支払いを微風広場に命じる原告勝訴の一審判決を言い渡した。
問題の店舗は「CAクラブカフェ」で、孫さんが出資する何烈国際が3,500万元を投資して開店した。しかし、テラス部分が違法建築とされ、閉店を余儀なくされた。
原告の何烈国際は、飲食店を出店できない用途区分のスペースを賃貸した微風広場側に過失があるとして、内装費用や営業損失などの賠償を求めていた。これに対し微風広場側は、事実を隠しておらず、何烈国際が違法に店舗スペースを使用したと主張していた。
判決は店舗の登記上の用途が「一般小売り、事務所、博物館」となっており、飲食店には使用できず、微風広場が設計変更手続きも取っていなかったとして、微風広場の過失を認めた。
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