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力霸皇冠酒店の特別売却、東方明珠の異議却下


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年3月14日_記事番号:T00006097

力霸皇冠酒店の特別売却、東方明珠の異議却下

 
 経営破たんした力霸集団が保有していた台北皇冠大飯店(シティ・クラウン・ホテル、旧力霸皇冠大飯店)の特別売却で、馥敦旅館が21億台湾元(約69億円)で買収業者に決まったことをめぐり、億大集団系の東方明珠が裁判所の決定に異議を申し立てたのに対し、台北地裁は12日、「今回の入札は先着方式だった」として、申し立てを却下した。14日付経済日報が伝えた。

 台北皇冠大飯店は期間入札で落札業者が決まらなかったため、特別売却に付された。特別売却とは競売で入札者がいなかった物件の買い手を裁判所が募るもので、最低売却価格を上回っていれば、先着方式で買収業者が決まる。

 東方明珠は「馥敦は1日早く書類を提出したにすぎず、東方明珠より買い取り提示額が低かった」と主張し、裁判所に異議を申し立てていた。