ニュース 電子 作成日:2015年12月16日_記事番号:T00060996
市場観測によると、ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)はアップルが来年発売する9.7インチのタブレット端末「iPad Air」新型モデルの研究開発(R&D)段階で、来年第2四半期に中国の南京工場で試験生産し、来年第3四半期に出荷を開始する予定だ。鴻海精密工業、和碩聯合科技(ペガトロン)と受注を分け合うもようだ。16日付経済日報が報じた。
証券会社は、コンパルはアップルの7.9インチ「iPad mini」のみを受注しているが、製造能力が認められ、来年の9.7インチ機種の受注につながったとみている。
陳瑞聡コンパル総経理は先日の業績説明会で、来年のタブレット出荷は前年比3割増が見込め、米国顧客の割合が急上昇するためと話していた。
タブレット世界市場は成長が鈍化しているが、アップルのiPadシリーズは販売台数、市場シェアともに依然首位にある。サイズ展開は7.9インチから12.9インチまで広がった。
市場調査会社、IDCの調査によると、今年第3四半期のタブレット受託メーカーの出荷台数は▽鴻海、首位▽コンパル、3位▽ペガトロン、8位──で、世界全体の出荷の8割以上を台湾メーカーが占めている。
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