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マカロットとエクラット、来年1~2割増産も


ニュース その他製造 作成日:2015年12月17日_記事番号:T00061011

マカロットとエクラット、来年1~2割増産も

 アパレル受託生産大手、聚陽実業(マカロット・インダストリアル)は来年の生産能力が前年比14%増え、儒鴻企業(エクラット・テキスタイル)は20~25%増えるとみられている。12月の需要期入りで売上高が回復しており、来年は原油価格低迷で紡織材料のナイロンなどのコスト低下も期待できる。17日付蘋果日報が報じた。

 マカロットは、12月業績は回復し、来年第2四半期まで受注見通しが立っていると説明した。市場では、同社の今年の生産能力は前年比10.3%増の1,280万ダース、来年は14%増の1,470万ダースと予想されている。中国は人件費上昇が続いているので、増産はベトナム、インドネシア、カンボジアが中心となりそうだ。

 マカロットは機能性衣料が売上高の12%を占め、2017年までに15~20%まで上昇する見通しだ。同社の顧客はユナイテッド・アローズ(UA)、GAPなど。

 エクラットは、顧客のナイキなどの需要が好調だ。同社は売上高の5割をスポーツウエアが占め、今後はベトナムを主要拠点とする。

 銘旺実業(ヘイカーズ・エンタープライズ)は、来年第1四半期まで受注見通しが立っている。ラオス工場の拡張効果は来年下半期に表れそうだ。