ニュース 電子 作成日:2015年12月17日_記事番号:T00061019
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)は、ドイツのマンハイム地裁がドイツテレコムによるHTC製スマホの販売差し止めを命じる判決を下したことを受け、上訴する方針を固めた。販売禁止命令は年内にも発効する予定だ。17日付工商時報などが伝えた。
今回の訴訟は、米特許ライセンス企業、アカシア・リサーチ・グループがドイツテレコムを相手取り起こしたもので、判決はHTCのスマホがアカシアの音声コーディング技術に関する特許を侵害したと認定した。
HTCは「判決を遺憾に思う。直ちに上訴する」とした上で、販売禁止期間にドイツテレコム顧客に対する影響をできるだけ防ぐため、同社と協議を進めていることを明らかにした。裁判所が上訴を認めた場合、販売禁止命令の適用は先送りされる。
業界関係者はHTCがドイツで敗訴すれば、同様に提訴されている英国でも不利な立場に立つとの見方がある。
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