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亜洲水泥、昨年利益が100億元に


ニュース その他製造 作成日:2008年3月14日_記事番号:T00006102

亜洲水泥、昨年利益が100億元に

 
 遠東集団傘下のセメント大手、亜洲水泥(アジアセメント)は、証券会社の見積もりによると、昨年の純利益が過去最高の110億台湾元(約361億円)に上り、徐旭東董事長が求めていた100億元の大台を突破できることが確実な見通しとなった。14日付工商時報が報じた。

 亜洲水泥の利益は、遠東紡織(ファーイースタン・テキスタイル)、裕民航運などの投資事業、および中国各地での事業など本業以外の収益が中心で、これらの合計が85億~90億元に達するとみられている。

 同社は中国では四川省成都にセメント工場を設けており、セメントのオファー価格が1年で40%上昇したこともあり、中国事業での昨年の利益は、前年比2倍増の10億元以上に上った。今年は中国でのセメント生産能力が800万トン以上に達し、価格も既に年初から9%以上上昇しているため、今年は中国セメント事業の全体利益への貢献度がさらに高まるとみている。