ニュース 金融 作成日:2015年12月18日_記事番号:T00061035
中国の大手電子商取引サイト「淘宝網(タオバオ)」系の支払いツール「支付宝(アリペイ)」を展開する螞蟻金融服務集団(アント・フィナンシャル・サービシーズ・グループ)が国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)の中国損保子会社、国泰財産保険の出資を計画していることについて、国泰金控は「出資時期が遅れ、取引は来年初めにずれ込む。螞蟻金融服務が経営権を持つ形に変わりはない」と説明した。18日付経済日報が伝えた。
螞蟻金融服務は当初、国泰財産保険による12億人民元(約230億円)の増資を引き受け、同社株式の60%を取得する意向だったが、その後の調整で出資額を8億3,200万人民元、出資比率は51%とする方向が固まった。増資後の資本金も当初計画の20億人民元から16億3,200万人民元に変更された。
国泰金控は、国泰財産保険の株主資本利益率(ROE)はマイナスで、一度に多額の増資を行うと、将来的なROE改善ペースに影響が出るため、必要資金を再算定した。
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