ニュース その他分野 作成日:2015年12月21日_記事番号:T00061057
国際原油価格の下落を受け、台湾中油(CPC)の95無鉛ガソリン価格が1リットル当たり21.6台湾元(約79.6円)と前回のピークだった2013年2月から約47%下落した。一方、生活必需品の物価は値上がりしており、特に鶏卵、小麦粉、即席麺の価格は同期間に10%以上、上昇した。経済部は「物価に異常な上昇は見られない」との見方を示しているが、市民からは「経済部は市民のためでなく企業のための経済部だ」と批判の声が上がっている。21日付蘋果日報が報じた。
行政院が11月に発表した生活必需品15項目の物価変動に関する報告を蘋果日報が調べた結果、調査対象となっている93品目のうち10品目で、13年2月から現在の間に平均販売価格の上昇が見られた。上昇幅は上位から▽鶏卵、19.3%▽小麦粉、13.8%▽即席麺、10%▽粉ミルク、3.4%▽砂糖、2.7%▽しょうゆ、2.2%▽米、1.7%▽食用油、1.4%▽せっけん、1.2%▽牛乳、0.9%──。
生活必需品の値上がりについて量販店など販売業者は「価格はメーカーが決める。値上がりは原材料価格の上昇が主な理由だ」と指摘する一方で、メーカー側は「販売業者が販促キャンペーンを減らしたことが原因」と説明している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722