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来年度予算案が成立、2265億元起債へ


ニュース その他分野 作成日:2015年12月21日_記事番号:T00061060

来年度予算案が成立、2265億元起債へ

 立法院は18日、中華民国105(2016)年度の中央政府総予算案を可決した。歳出は1兆9,759億台湾元(約7兆3,000億円)、歳入は1兆8,224億元で、歳出超過分に債務償還費用を加えると、2,265億元の赤字予算となる。赤字分は全額起債で賄う。19日付工商時報が伝えた。


18日は第8期立法委員の任期満了前の会期最終日となり、毛治国行政院長(左3)が王金平立法院長(右前3)らをねぎらいに訪れた(18日=中央社)

 歳出額は前年度比2.1%増加したが、当初案に比べ1.11%削減された。予算案審議で与野党間に大きな対立点はなかった。

 このほか、経済部工業局が工業団地内の企業に「特殊性工業区空気品質測定特定設備使用費」の負担を求めたことに関連し、企業は既に空気汚染防制費(大気汚染防止費)を納めているため、行政院環境保護署(環保署)が空気汚染防制基金(大気汚染防止基金)で費用を賄うべきだとの決議も行った。