ニュース 電子 作成日:2015年12月21日_記事番号:T00061076
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)が18日に北京で開いたバーチャルリアリティー(VR)対応ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)「HTC Vive」開発者フォーラムに出席した杭州順網科技の華勇董事長は、来年上半期に傘下のインターネットカフェ10万店でHTC Vive用ゲームを導入する予定で、中国のヘビーユーザー1億人に新たな体験を提供するため、既に10億人民元(約190億円)の資金を用意したと明らかにした。19日付経済日報が報じた。
華董事長は、ゲーマーを引き付けるのに人気コンテンツ3〜5種類は必要だが、HTCは世界中で開発者を募集しており、1年に数百種類のコンテンツをリリースするのは問題ないだろうと語った(18日=中央社)
杭州順網科技はインターネット付加価値サービス業者で、HTC Viveの代理販売、ゲーム運営で協力することでHTCと戦略提携を結んだと先月発表していた。
華董事長は、興業証券の統計によると中国のネットカフェは2014年に14万2,000店あり、仮にそのうち30%がVRゲームを導入して、客1人当たり50人民元で1日20人が使用すれば、1日の売上高が全国で4,260万人民元に達し、市場規模は年間155億人民元に達すると述べた。
HTCはHTC Viveの応用範囲を不動産や医療、旅行、ファッションデザインなどにも広げる方針だ。
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