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11月失業率3.91%に悪化、景気低迷を反映【図】


ニュース その他分野 作成日:2015年12月22日_記事番号:T00061088

11月失業率3.91%に悪化、景気低迷を反映【図】

 行政院主計総処が22日発表した11月失業率は3.91%で、前月から0.01ポイント上昇した。失業率は例年9月以降は改善するが、今年は10月、11月と2カ月連続で悪化しており、金融危機の影響を受けた2009年以降で初の現象となった。それでも11月失業率としては、過去8年で2番目に低い数値にとどまっている。自由時報電子版が22日報じた。

 

 11月の失業者数は前月比2,000人増の45万7,000人。同処によると、企業の業務縮小や閉鎖などによる失業者は前月から3,000人増加した。同要因による失業者は過去5カ月連続で増加しており、累計の増加幅は1万1,000人に達した。一方、11月の就業者数は1,123万5,000人で、前月から1万人増加と労働市場には改善の兆しもみられる。

 なお、若年層の失業状況には若干の改善が見られた。11月の20〜24歳の年齢層の失業率は12.73%で前月から0.15ポイント下落した。15〜19歳は9.6%で、0.09ポイント下落。25〜29歳は6.63%で、0.15ポイント下落した。