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市中銀行、定期金利を引き下げ【表】


ニュース 金融 作成日:2015年12月22日_記事番号:T00061093

市中銀行、定期金利を引き下げ【表】

 中央銀行(中銀)がこのほど、政策金利を1.625%へと0.125ポイント引き下げたことを受け、政府系銀行は大口定期預金の金利を引き下げている。22日付自由時報が伝えた。

 台湾銀行を例に取ると、1年物以上の定期預金金利(500万台湾元未満、約1,840万円未満)は、金利連動型が0.07ポイント、固定金利型が最大0.1ポイント引き下げられた。1年物定期預金金利は金利連動型、固定金利型ともに1.23%で、2年物以降の金利は金利連動型が固定金利型を上回った。

 銀行関係者は「台湾は再び利下げサイクルに入ったため、通常は固定金利型を選択した方が有利だ」と述べた。

 500万元以上の定期預金では、台湾中小企業銀行(台湾企銀)が3年物の固定金利型で金利を0.54%から0.33%へと大幅に引き下げた。台湾では一定額以上の大口定期預金に対し金利が低く設定されているが、大口定期預金の定義を500万元から300万元に引き下げる動きも出ている。