ニュース 電子 作成日:2015年12月22日_記事番号:T00061096
資訊工業策進会(資策会)産業情報研究所(MIC)は、金融とIT(情報技術)を融合した「フィンテック」の普及で、ソフトウエア会社、金融機関など2016年のIT関連支出は今年比で2割増えると予測した。22日付工商時報が報じた。
MICの童啓晟アナリストは、金融業界は今後IoT(モノのインターネット)やモバイル端末で、ヒト、モノ、データ、プロセスを融合し、消費者に新しいサービスを提供するようになると説明した。
玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)は12月上旬に、電子商取引と情報サービスの金財通商務科技服務(バンクプロEサービステクノロジー)の株式58.33%を取得し、玉山金融控股の保有分と合わせて出資比率64%の筆頭株主に浮上している。童アナリストは、従来型の銀行が技術を持つ会社に投資したことは、指標的な意味があると指摘した。
MICが主要研究機関のレポートを分析したところ、世界で昨年のフィンテック投資は前年比201%増え、米国が投資額の80%を占め、その50%以上の資金が決済サービス産業に投じられた。
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