ニュース 電子 作成日:2015年12月22日_記事番号:T00061103
アップルが世界で3番目に大きいスマートフォン市場のインドで、iPhone6s、iPhone6sプラスを最高16%値下げした。発売2カ月での値下げは異例で、購買意欲を刺激できれば、▽鴻海精密工業▽和碩聯合科技(ペガトロン)▽大立光電(ラーガン・プレシジョン)▽宸鴻科技集団(TPKホールディング)▽臻鼎科技控股(ZDT)──などサプライチェーンが恩恵を受けそうだ。22日付経済日報が報じた。
インドの小売業者によると、アップルは10月16日にインドでiPhone6sの16GB(ギガバイト)を6万2,000ルピー(約11万3,000円)などで発売しており、値下げ後の価格は5万2,000~5万5,000ルピーと、値下げ幅は11~16%に上る。小売業者は、アップルはiPhone6s、iPhone6sプラスの価格をiPhone6シリーズ近くまで引き下げ、消費者の買い替えを促進することが狙いと話した。
証券会社は、インドのスマホ市場はロー~ミドルエンド機種が中心で、ハイエンド機種のアップルは市場シェアを取りにくいため値下げしたと分析。アップルは鴻海のインド生産ラインの稼動によってコストを引き下げられ、値下げしても利益が出ると指摘した。
台湾での値下げの有無について、通信キャリアや販売店は21日、アップルから通知はないとコメントした。
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