ニュース 電子 作成日:2015年12月22日_記事番号:T00061104
中国におけるスマートフォン需要が伸び悩むと予測される来年、電子機器受託生産メーカーの英業達(インベンテック)と仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は受注製品の多角化に注力する方針だ。22日付蘋果日報が報じた。
小米科技(小米、シャオミ)は今年のスマホ出荷台数を1億台から8,000万台に下方修正。来年の出荷も目標は1億台にとどまる見通しだ。同社から今年、4,000万台のスマホ生産を受注したインベンテックは来年、受注量が5,000万台となれば成長率は25%で、今年の30%増には及ばないことになる。こうした中、インベンテックは来年3月より小米のノートパソコン生産を開始するとみられる。
一方、コンパルも今年はスマホ出荷目標を当初掲げていた前年比100%増の4,000万台から3,000万台に下方修正した、陳瑞聡同社総経理は、来年の中国スマホ市場について横ばい、または小幅なマイナス成長と予測し、自社のスマホ出荷台数について3,300万台を超えないとの見通しを示した。こうした中、同社が聯想集団(レノボ)と合弁で設立したノートPC受託メーカー、聯宝(合肥)電子科技(LCFC)では今後、スマホおよびサーバーの受託生産事業に参入する方針を示している。
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