ニュース 社会 作成日:2015年12月23日_記事番号:T00061110
台東市で、強盗事件で7年半の服役歴を持つ林国正容疑者(36)が、男子大学生3人を人質にして民家に立てこもった事件は、発生から21時間後の22日午後4時半、林容疑者が警察の説得に応じて最後の人質1人を解放した後、逮捕されて決着した。
解放の直前、人質の大学生が自身が無事であることを現場の民家から大声で伝えた(22日=中央社)
林容疑者の説明によると、事件の動機は、自分の代わりに借金の取り立て行為を行った友人親子の裏切りによって、誘拐脅迫事件の犯人として警察から捜査されそうになったことへの不満だ。21日夜に警察官による包囲を逃れて逃走、民家に押し入り銃器で台東大学の男子学生3人を脅してを人質にして立てこもった。このうち2人は午後9時ごろ解放したものの、1人は解放せずに警察とにらみ合いを続た。
22日は台東地方法院検察署の黄和村検察長が林容疑者が直接電話して、電話を通じての調書作成に同意させた。さらに調書を林容疑者に読ませて、検察が公正な立場で捜査を行うと納得させたことで、人質の釈放と投降が実現した。林容疑者は午後4時半に大学生を釈放して、直後に警察に逮捕された。大学生にけがなどはなかった。
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