ニュース その他分野 作成日:2015年12月23日_記事番号:T00061112
求人求職情報サイト大手、1111人力銀行が22日発表した調査によると、来年第1四半期に採用計画があると回答した企業は53%で、前期から12ポイント低下し、第1四半期としては2012年以来で最低となった。企業は来年の景気見通しが不透明なため、採用に慎重になっているようだ。23日付工商時報が報じた。
調査によると、来年第1四半期の採用予定は平均9人で、12年以来で最も少なかった。求人の主な理由は▽人材補充、38.4%▽定期的な採用、34.9%──で、「組織拡大や業務量の増加」は少なかった。李大華1111人力銀行副総経理は、▽来年1月に総統選挙があり政局の見通しが不透明▽労働条件の改善で人件費が上昇──なども採用意欲低下の要因だと指摘した。
一方、業種別で採用意欲が高かったのは、▽民生・サービス▽医薬・農業畜産・環境関連▽情報通信・ハイテク──の順だった。李副総経理は、春節(旧正月)前はクリスマス、正月、尾牙(忘年会)や結婚披露宴などがあり、民生・サービス業の人材需要が強いと指摘した。ハイテク業は、春節明けの離職を見込み、あらかじめ人材を確保するためと分析した。
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