ニュース 商業・サービス 作成日:2015年12月23日_記事番号:T00061116
商業不動産仲介業者の欣元商仲は、過去3年に開業したホテルが100カ所を超え、供給過剰で今年下半期の客室稼働率が5~10ポイント低下していると指摘した。23日付工商時報が伝えた。
欣元商仲は理由として、ホテルの建設ラッシュで客室数の伸びが旅客の伸びを上回っていることに加え、台湾総統選挙が近づき、中国が台湾を訪れる観光客をコントロールしていることを挙げた。
地域別では台北市で客室稼働率が80%を維持しているのに対し、台中市、高雄市は60~70%にとどまり、台南市ではデング熱流行の影響で50%まで落ち込んでいるという。客室稼働率は中南部で50%、北部で60%が採算ラインとされる。
現在中南部では小規模ホテルの売却や買収が相次いでいる。欣元商仲の焦文華総経理は「今後2年で客室数500室以上の中、大型のホテルチェーンが成長を続ける一方、老朽化したホテルや60室以下の小型ホテルは試練に直面しそうだ」と述べた。
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