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15年台湾スマホ販売台数、ゼロ成長見通し【図】


ニュース 電子 作成日:2015年12月23日_記事番号:T00061125

15年台湾スマホ販売台数、ゼロ成長見通し【図】

 携帯電話販売店によると、景気低迷で需要が振るわないが、アップルが昨秋に発売したiPhone6受注が年初にずれ込んだこと、および今秋発売のiPhone6s効果で、通年の台湾スマートフォン販売台数は前年と同じ840万台水準が続く見通しだ。23日付蘋果日報が報じた。

 11月のスマホ販売台数は76万5,000台で前月比8.8%減少した。最新機種iPhone6sシリーズへの買い替えが早くも陰り、首位のアップルは市場シェア30.5%と前月比2.2ポイント低下した。2位以下は▽サムスン電子、17.8%(1.3ポイント低下)▽華碩電脳(ASUS)、14.97%(2.6ポイント上昇)▽宏達国際電子(HTC)、14.96%(2.96ポイント上昇)▽ソニー、7.8%(2ポイント低下)──だった。

 スマホ販売額もアップルが首位だったが、シェアは63.4%と前月比1ポイント低下した。2位はサムスンでシェア12.2%(1.9ポイント低下)、3位はソニーで8.3%(0.3ポイント上昇)。4位のHTCはシェア8.1%と2.2ポイント上昇した。旗艦機種「A9」など1万5,000台湾元(約5万5,000円)クラスの新機種が寄与した。5位のASUSは多機種展開でシェア4.7%に0.7ポイント上昇した。ただ、5,990~6,990元クラスが多く、販売額への貢献は限定的だった。