ニュース 電子 作成日:2015年12月23日_記事番号:T00061128
中国では新世代液晶パネルの工場が3年後には少なくとも29カ所に増える見通しで、供給過剰が深刻化し、台湾のパネルメーカーに不利となりそうだ。23日付電子時報が伝えた。
現在量産に入っている第8世代、第5.5世代、第6世代など新世代のパネル工場は11カ所で、さらに10カ所が建設中、8カ所が計画中となっている。
特に、第8世代の大型パネル工場は、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)、深圳市華星光電技術(CSOT)、中電熊猫信息産業集団(CECパンダ)、サムスンディスプレイ、LGディスプレイなどの計8カ所が次々と量産を開始した。
さらに、BOEが福建省福清市に第8世代工場、北京に第10.5世代工場を建設中のほか、恵科電子(深圳、HKC)が重慶市に第8.6世代の工場を建設している。
計画中の案件では、CSOTが広東省深圳市に世界最大の第11世代工場の建設を見込んでいる。
中小型パネルでも3カ所が量産に入っている。BOEは内モンゴル自治区オルドス市で第5.5世代のLTPS(低温ポリシリコン)パネル、有機EL(OLED)パネルの生産を開始したほか、安徽省合肥市には第6世代のアモルファスシリコン(a-Si)TFTパネル工場を設けた。CECパンダは江蘇省南京市に第6世代のa-Si TFTパネル工場を設置した。さらに、BOE、CSOTなどが計7カ所の中小型パネル工場を建設している。
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