ニュース 電子 作成日:2015年12月23日_記事番号:T00061129
鴻海精密工業が経営再建中のシャープ本体への出資を含め、5,000億円規模の支援をシャープや主力銀行に打診したと日本メディアが22日報じたことに対し、鴻海は同日、市場のうわさにはコメントしないとした。23日付経済日報などが報じた。
鴻海は提示額を従来検討していた2,500億元から倍増させたとみられる。シャープに対しては、官民ファンドの産業革新機構(INCJ)がシャープの液晶技術の海外流出を防ぐため、2,000億円規模の出資を検討しているとされるが、鴻海の提示額はこれの2.5倍に相当する。業界関係者によると、シャープ買収に意欲のある企業のうち、鴻海の提示額が最高だという。
証券会社は、鴻海の財務諸表によると、同社は第3四半期末の現金・現金同等物の残高が6,472億台湾元(約2兆4,000億円)で、鴻海に資金の問題はないと分析した。
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