ニュース 政治 作成日:2015年12月24日_記事番号:T00061135
馬英九総統はこのほど遠見雑誌のインタビューで、退任後に中国を訪問するかとの質問に対し、「(可能性を)排除しない」と回答した。馬総統が中国を訪問する可能性を公に表明したのは初めてだ。24日付聯合報が報じた。
馬総統(左2)は霧社事件85周年の式典に参加した22日には、事件への弾圧を挙げて「日本の台湾統治は失敗だった」と発言している(中央社)
馬総統はまた、中台の平和的関係構築や、東シナ海問題と南シナ海問題の対話による解決を呼び掛けたことで多くの経験を得たと振り返り、「国際社会に台湾の長年の境遇と経験を応用できる場所が多くあることに気付いた。その価値を生かしたい」と述べ、退任後に国際平和に関する活動に取り組む考えも示唆した。
民進党への政権交代の可能性が高いことについては、「両岸(中台)関係で得た成果が失われてしまう恐れがあるが、台湾への衝撃が非常に大きなものにならないよう願っている。さもなければ環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)への加入はとても厳しくなる」と語った。
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