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11月工業生産指数4.9%下落、通年でもマイナス成長へ【図】


ニュース その他製造 作成日:2015年12月24日_記事番号:T00061136

11月工業生産指数4.9%下落、通年でもマイナス成長へ【図】

 経済部統計処が23日発表した11月の工業生産指数は102.09ポイントで前年同月比4.94%下落し、7カ月連続のマイナス成長だった。経済部は、下落幅は前月より縮小したものの、通年のマイナス成長を回避できないと予測した。24日付工商時報が報じた。

 

 工業生産指数の大部分を占める製造業生産指数は102.10ポイントで前年同月比5.03%下落した。そのうち、化学材料業を除く5業種全てで下落した。電子部品業はファウンドリーや液晶パネルの減産で、119.15ポイントと5.88%下落した。コンピューター・電子製品および光学製品業は、モバイル端末、ノートパソコン、タブレット端末などの需要減退で6.81%下落した。基本金属業は、世界的な鉄鋼の生産過剰で14.95%下落、機械設備業は15.42%下落、自動車と部品業は7.41%下落した。

 楊貴顕統計処副処長は、半導体の在庫水準が徐々に健全化するほか、政府の消費刺激策、春節(旧正月)に向けた在庫積み増しなどで、12月の工業生産指数は前月より上昇すると予測した。