ニュース 運輸 作成日:2015年12月24日_記事番号:T00061138
桃園国際空港の北滑走路で行われていた改修工事がこのほど完了し、きょう24日、約9カ月ぶりに運用が再開された。これにより南、北2本の滑走路がともに使用可能となり、長らく続いた離着陸処理能力の低下が解消される。中央社が24日伝えた。
北滑走路は予定より15日早く、供用開始となった(桃園機場リリースより)
桃園空港では今年1月に南滑走路が改修工事を終え、運用を再開した後、3月より北滑走路の改修に入り、長らく滑走路が1本しか使用できない状況が続いていた。
空港運営会社、桃園国際機場公司によると、これまで同空港では1時間に32~33機の離着陸が可能となっていたが、滑走路が2本使用可能となったことにより、処理能力が50機に向上。定時運航率は85%から最高で98%まで上昇するとの見通しを示した。
また北滑走路は今後、エアバスA380型機のような大型機の離着陸が可能となるほか、滑走路上の計器着陸装置の設置・運用精度基準も国際民間航空機関(ICAO)の「カテゴリーII (CAT II)」にアップグレードし、安全性が大幅に引き上げられた。
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