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ノキア発注量拡大、域内パネルメーカーに恩恵


ニュース 電子 作成日:2008年3月14日_記事番号:T00006115

ノキア発注量拡大、域内パネルメーカーに恩恵

  
 携帯電話製造大手のノキアが域内パネルメーカーへの発注を増やしている。友達光電(AUO)、統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)は第1四半期の出荷枚数が月300万~400万枚まで増加、鴻海集団傘下の群創光電(イノルックス・ディスプレイ)は今年1月から正式に液晶ディスプレイ(TFT-LCD)用パネルの供給を開始した。14日付工商時報が報じた。
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 ノキアは今年から、ローエンドパネルだけでなく、ミドルエンドのQVGA(クオーター・ビデオ・グラフィクス・アレー、320×240ピクセルの解像度)パネルや、低温ポリシリコン(LTPS)パネルも域内メーカーに大量発注を行っている。

 統宝の2月の連結売上高は、26億8,000万台湾元(約87億6,000万円)で、1~2月は前年比35%増の60億2,000万元だった。昨年の携帯電話用パネル出荷シェアは7.8%の5位、デジタルカメラ用は27.0%で1位だった。