ニュース 電子 作成日:2015年12月24日_記事番号:T00061153
光電科技工業協進会(PIDA)の呂紹旭シニア産業アナリストは23日開いた光電産業のフォーラムで、台湾の今年の発光ダイオード(LED)素子生産額は前年比で14%減少するとの見通しを示した。川上のチップの生産額が20%減少することを理由に挙げた。23日付聯合晩報が報じた。
呂アナリストは、LED素子は世界金融危機の影響を受けた2008年ですら成長を遂げていたのに、今年は最も困難な1年になったとコメントした。照明市場も為替レートの影響で今年の生産額がマイナスとなり、バックライト市場も普及率が既にピークに達したため、生産額が10%減少するとの予測を示した。
LED市場の現状については、激しい値下げ競争によってメーカーがコスト割れを強いられる中、大手企業がシェアを拡大しており、世界市場の4分の3は既にフィリップス、パナソニック、ゼネラル・エレクトリック(GE)、オスラムなどで占められるようになったと指摘。この他、LED電球は来年の価格下落は限定的で、販売価格は1個当たり3米ドルを維持するとの見方も示した。
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