ニュース 電子 作成日:2015年12月24日_記事番号:T00061154
市場調査会社、IHSの調べによると、第3四半期のスマートフォン向けアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネル市場において、韓国サムスンディスプレイのシェアが前期比4ポイント上昇、前年同期比8ポイント上昇し18%となった。サムスンディスプレイは来年、AMOLEDパネルの新生産ライン設置を計画しており、LTPS(低温ポリシリコン)パネルとの価格差を10%以下に縮小し、さらにシェアを拡大すると予想されている。台湾パネルメーカーのハイエンド機種向け市場での競争力にとって打撃となりそうだ。24日付工商時報が報じた。
サムスンディスプレイは従来、自社グループ向けにのみAMOLEDパネルを供給していたが、今年はサムスンのスマホ販売不調を受けて外部への販売を開始。AMOLEDパネルの値下げ戦略が奏功し、下半期、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、聯想集団(レノボ)、広東欧珀移動通信(OPPO)といった中国の大手スマホブランドからの受注に成功した。
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