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遠伝の資本支出が過去最高、シェア2位目指す


ニュース 電子 作成日:2008年3月14日_記事番号:T00006117

遠伝の資本支出が過去最高、シェア2位目指す

 
 遠東集団の徐旭東董事長は13日、電信事業群を設立すること、および今年度は過去最高となる計104億台湾元(約342億円)の資本支出を計画していることを発表した。台湾大哥大(タイワン・モバイル)と域内シェア2位の座を争う構えだ。14日付工商時報が伝えた。

 電信事業群の設立によって、傘下の遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)と速博(スパーク)ブランドの新世紀資通(ニューセンチュリー・インフォコム)、シードネットの組織が再編される。

 遠伝の昨年の資本支出は57億元だったが、今年は89億元に増加、次世代移動通信規格WiMAX(ワイマックス)ネットワークの構築に50億元を支出するほか、第3.5世代(3.5G)ネットワーク設備のアップグレードへの支出を計画している。速博の支出額は13億元、シードネットは2億元だ。 

 一方、中華電信の今年の資本支出は326億元、台湾大哥大は約120億元の計画だ。