ニュース 電子 作成日:2015年12月25日_記事番号:T00061176
25日付電子時報が業界関係者の話を基に報じたところによると、2015年のeスポーツ(コンピュータゲーム競技)専用ノートパソコンの世界市場規模は380万〜400万台で、うち華碩電脳(ASUS)の出荷台数が約110万台を占め、シェア1位となっている。一方、微星科技(MSI)は中国市場向け出荷が予想を下回ったものの約90万台を出荷、台湾の2ブランドで世界市場シェアの過半を占めたとみられる。
ただ、ノートPC市場が低迷する中で、手堅い需要成長を維持するeスポーツ用市場に各メーカーが注力する姿勢を見せており、来年は聯想集団(レノボ)や海爾集団(ハイアール)といった中国ブランドがシェア拡大に全力を挙げるとみられるほか、宏碁(エイサー)やデルも出荷量を増やすと予想され、競争が激化する見通しだ。
なお業界では、eスポーツ用ノートPCの16年世界市場規模は450万〜500万台と予測されている。ASUSは専門ブランド「ROG」の競争力の高さからリードを保つとみられるが、MSIは中国ブランドなどの攻勢により苦戦する可能性があると指摘されている。
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