ニュース 電子 作成日:2015年12月25日_記事番号:T00061179
発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)大手の宏斉科技(ハーバーテック)と財団法人・紡織産業総合研究所(TTRI)の合弁会社「宏興光電」が開発したLEDヤーン(糸)は、既にスポーツブランド世界上位3社にサンプルを送付しており、3カ月余りの認証手続きを経て、来年上半期にスマート衣料向けの受注が見込める。25日付工商時報などが報じた。
宏興光電の払い込み済み資本金は1,000万台湾元(約3,700万円)。出資比率はハーバーテックが70%、TTRIが30%。
LEDヤーンは宏興光電が受注し、ハーバーテックが受託生産する。受注目標は1億元。月産能力は約3万メートル。SMT(表面実装)ボンディング方式でLEDを糸に打ち込む。製品はTTRIが検査しており、30回以上は洗いがきく。
ハーバーテックは、LED産業は競争が依然激しく、従来の事業は見通しが良くないと説明した。
ハーバーテックの第1〜3四半期売上高は33億2,100万元、純利益は1,100万元。証券会社は、LED産業は第4四半期に非需要期入りしたため、ハーバーテックは今年通年で損益均衡になると予想した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722