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SISが投資事業を分割、UMC株処分か


ニュース 電子 作成日:2008年3月14日_記事番号:T00006119

SISが投資事業を分割、UMC株処分か

 
 矽統科技(SIS)は13日の董事会で、資産額78億台湾元(約255億円)に上る投資管理、およびデジタルテレビ、モバイル装置の各部門を本社から分割し、それぞれの業務を担当する新会社の矽統投資、S1、S2(暫定社名)の3社を設立すると発表した。14日付工商時報などが伝えた。

 陳文熙総経理によると、分社化は管理の効率化を目的としたもの。同社は聯華電子(UMC)株43万株や華泰電子(オリエント・セミコンダクター・エレクトロニクス)株4万4,700株を保有しており、機会を見て売却する方針。その後、減資を行って、SISの株主に資金を返還する。減資額はSISの資本金の30~40%となるとみられる。

 同社の資本金は現在140億元。昨年の売上高は65億元で、2年連続で100億元を割り込んだ。昨年第1~第3四半期の1株当たりの純損失は1.08元だった。