ニュース 運輸 作成日:2015年12月28日_記事番号:T00061193
タクシー最大手、台湾大車隊の李瓊淑総経理は、来年は黒塗りハイヤーサービスなどで、ビジネスパーソンや観光客をはじめ多様な顧客層のニーズに応えると話した。スマートフォン専用アプリを通じた配車サービス「Uber(ウーバー)」への反撃が目的だ。28日付経済日報が報じた。
同社は、新会社「永発小客車租賃」を3億6,500万台湾元(約13億円)を投じて設立した。メルセデス・ベンツやBMWなどの高級輸入車でのビジネスパーソンの送迎や、9人乗りミニバンでの家族旅行などに向けて配車する。
李総経理は、台湾のタクシーは黄色の外装が定番で、これまで差別化が困難だったと話した。
また李総経理は、2年余り前に参入したウーバーは営業許可のない白タクで、罰金4,000万元も納付しておらず、法規を順守する従来型タクシー業者に対して不公平だと述べた。ただし、台湾全体のタクシーの車両台数8万台に対し、台湾大車隊の保有台数は1万6,000台で市場シェア2割で、首位の座は安泰だと強調した。
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