ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年12月28日_記事番号:T00061199
義聯集団(Eユナイテッド・グループ)傘下の燁輝企業(YP)は25日、グループ企業の燁聯鋼鉄(YUSCOステンレス・スチール)が実施する第三者割当増資21億台湾元(約77億円)のうち、10億9,200万元を引き受けると発表した。これによりYUSCOに対する燁輝の出資比率は現在の19.9%から23.8%に、子会社による出資を含めると29.4%に上昇する。26日付蘋果日報が報じた。
市況の悪化を受け、ステンレス価格が18カ月連続で下落するという状況に加え、同業との競争が激化する中、YUSCOは今年第1〜3四半期、3億7,600万元の純損失を計上しており、財務構造の改善に向け第三者割当増資の実施を決めた。早ければ今週中に手続きが完了する見通しだ。
観測によると、YUSCOは川上分野での発展に向け既にステンレス原料のニッケル銑鉄(NPI)生産ラインを設置したほか、インドネシア国営企業、アンタム・グループと同国の赤土ニッケル鉱区にニッケル精錬所を設置することで提携の覚書(MOU)を締結したとされる。
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