ニュース 電子 作成日:2015年12月28日_記事番号:T00061202
宏達国際電子(HTC)は25日、独フォルクスワーゲン(VW)と車両間通信ネットワーク(IoV)分野で提携し、共同で自動車の走行データなどをタイムリーに表示させ、運転の安全性、省エネ効率の向上を可能にする「カスタマー・リンク」プラットフォームを発表した。来年5月に正式発売する予定だ。26日付蘋果日報が報じた。
「カスタマー・リンク」プラットフォームはHTCが開発したデバイス、「カスタマー・リンク・ブリッジ」を車載式故障診断システム(OBD)のコネクターに差し込み、アプリケーションを通じてスマートフォンと連結させ、走行距離、エンジンの回転数、エンジンオイルの温度、水温などをクラウド上に転送するという仕組みだ。
走行中に異常が生じた際、同システムを通じて警告が発せられると同時に、現在位置周辺の修理拠点情報が提供される。ドライバーがどこに駐車したか忘れたときに、駐車位置の特定を支援する機能も備える。
また「カスタマー・リンク」プラットフォームはアンドロイドおよびiOSを搭載するスマホの両方をサポート。ミラーリンク機能に対応しており、スマホと車載ディスプレイに同時に走行データを表示させることができるという。
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