ニュース 電子 作成日:2015年12月28日_記事番号:T00061203
アップルの新型スマートフォン、iPhone6sシリーズの販売不振で、主に組み立てる鴻海精密工業の中国・鄭州工場(河南省)は来年の春節(旧正月、2016年は2月8日)休暇を早めに開始する可能性があると、中国の短文投稿サイト、微博(ウェイボー)に自称「携帯電話チップの達人」が投稿した。この人物は、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、広東欧珀移動通信(OPPO)、魅族科技(メイズ)向けは工場からの出荷台数が過去最高を更新していると指摘し、アップルが元凶と示唆した。26日付工商時報が報じた。
iPhone6s、iPhone6sプラスは発売当初3日間で世界で1,300万台と、前モデルより3割以上売れたが、市場では、10月には部品メーカーの受注15%カット、続いて製品価格の11~16%値下げのうわさが浮上し、今回は川下の組み立て工場まで拡大した。
市場観測に対し鴻海は、各工場は法規や各地の風習、従業員を尊重して通常通り稼働しているとのみコメントした。同じくiPhoneを組み立てる和碩聯合科技(ペガトロン)は、そうした話は聞いたことがなく、同社工場は通常通り操業していると説明した。
市場観測では、アップルは挽回を図るため、来年第1四半期にiPhone7を試験生産し、例年の9月発表より前倒しして第2四半期に発表するほか、来年3月には低価格機種iPhone7cを発売するとみられている。
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