ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年12月28日_記事番号:T00061204
三陽工業(SYM)の張宏嘉董事長は25日、韓国・現代自動車(ヒュンダイ)と提携して最大積載量6.5~21トンの大型商用車市場に参入すると表明した。同社傘下で現代自の台湾総代理店、南陽実業が新会社を設立済みで、早ければ来年第2四半期に台湾市場に投入すると述べた。26日付蘋果日報が報じた。
張董事長(中)は来年の景気は恐らく良くないが、現代自との提携で多様な車種を投入する予定で、同社の業績はやや楽観できると話した(同社リリースより)
SYMの計画によると、当初は現代自の大型車を輸入し、将来は台湾で組み立てる方向だが、詳細は協議中だ。既存のSYM新竹工場を利用すれば、工場を設立せずに済むが、それでも生産ラインや販売、整備拠点など投資額は5億~10億台湾元(約18億3,000万~36億6,000万円)かかる見通しだ。
張董事長は、南陽実業の新会社設立後、導入済みの現代自の3.25トン小型トラック「ポーター」や9人乗りワゴン「スタレックス」を合わせ、商用車のラインアップがますます充実すると述べた。
現代自の今年の台湾販売台数は1万3,000台に達する見通し。SYMは、来年は前年比約30%増の1万7,000台を見込む。
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