ニュース 電子 作成日:2015年12月28日_記事番号:T00061205
鴻海精密工業傘下、中国・貴州省の液晶パネルメーカー、貴超光電(貴陽)はこのほど、第6世代LTPS(低温ポリシリコン)パネル工場に着工した。2017年末の稼働予定で、主にハイエンドスマートフォン向けに5.2、5.5、6インチパネルを生産する。第1期の生産能力はガラス基板ベースで2万枚。その後4万枚まで引き上げる計画だ。投資額は300億人民元(約5,600億円)。28日付経済日報が報じた。
鴻海はLTPS事業を強化しており、中国・河南省の鄭州市でも6世代工場を建設中で、こちらも17年末に稼働予定だ。
なお貴超光電(貴陽)の董事長を務める鴻海科技集団(フォックスコン)の戴正呉副総裁は「日本通」として知られ、経営再建中のシャープへの出資に関する交渉窓口も担っているとされるほか、今年9月には台湾の液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)の董事代表にも選出されている。市場では、鴻海が今後、戴副総裁を日台中の関係会社の要職に置き、台湾の製造ノウハウ、中国の生産能力、日本の技術を融合させ、ディスプレイ事業のさらなる発展を目指すとみられている。
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