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年越しイベント用グッズ、ネットショップで販売好調


ニュース 社会 作成日:2015年12月29日_記事番号:T00061222

年越しイベント用グッズ、ネットショップで販売好調

 台湾では依然として春節(旧正月)を1年の変わり目とする習慣が根強いものの、近年では新暦の年越しも、カウントダウンコンサートや花火大会といったイベントが各地で実施され、盛り上がりを見せるようになっている。そんな中、インターネットショップでは、こうした年越しイベントや初日の出観賞に出掛ける際の「必携品」ともいうべき商品の販売が増えている。

 インターネットショッピングモールの台湾楽天市場は、屋外の年越しイベントに参加する場合の必携品として、モバイルバッテリー、電池式カイロなどの保温商品、発光ダイオード(LED)ライトバーなどイベントを盛り上げる商品の3種が「神器」となると指摘。実際、こうした商品の検索件数は今月に入り2倍に増加。売り上げも先週は11月に比べ約30%増えたという。

 このうちモバイルバッテリーの人気が最も高く、これは長時間にわたるコンサート参加中にスマートフォンなどの充電切れが起きないように備えることが目的とみられる。特にリラックマやハローキティなどキャラクター商品が売れているそうだ。

 また暗闇でも失敗せずにスマホで記念写真が撮影できるよう、イヤホンジャックに取り付けるタイプのLEDフラッシュや、寒い環境の中で着用したままタッチパネルを操作できる手袋なども人気だ。

 このほか楽天では携帯型の折り畳みいすやスマホをファインダー代わりに使用し、どんなに動いてもブレることなく手持ち撮影することができるカメラ「DJI Osmo」などを推薦している。

 一方、通販サイトのmomo購物網も防寒商品や自撮り用電子製品、大みそかの夜食用食品など100種類以上を最大5割引きで販売。在庫量を通常より20〜30%増やして年越しシーズン向け商機獲得に備えている。