ニュース 商業・サービス 作成日:2015年12月29日_記事番号:T00061232
29日付工商時報によると、昨年末に閉店した高雄市三民区の百貨店、大統新世紀百貨(グレート・ワールド・デパートメントストア)の建物を建設大手の興富発建設(ハイウェルス・コンストラクション)が借り受け、日本の大和ハウス工業グループと合弁で百貨店経営に乗り出すとの観測が出ている。
大統新世紀百貨は高雄市の民族路と大順路の交差点に隣接する4,000坪の土地に2001年に開業。しかし昨年、土地所有者の国産実業建設(ゴールドサン・デベロップメント&コンストラクション)が賃貸契約の更新を拒否したことで閉店となった。
同地は国産実業と東南水泥(東南セメント)が約半分ずつを所有しており、百貨店業への参入を目指す興富発の鄭欽天総裁が両社のトップに交渉を持ち掛け、来年元日より賃貸することで契約に至ったとされる。観測によると、賃料は年間4,500万台湾元(約1億6,500万円)で、契約期間は15年とみられる。
このほか興富発は、高雄市のショッピングモール、漢神巨蛋購物広場(漢神アリーナショッピングプラザ)周辺の自社所有地に建つビルの13〜24階部分にホテルを開業する計画を進めているようだ。
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