ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年12月29日_記事番号:T00061236
中国鋼鉄(CSC)は28日、中国の台湾系自動車部品メーカー、長春英利汽車部件(Engley)、および同社などと合弁で設立した宏利汽車部件と提携して「自動車用鋼連合実験室」を設置すると発表した。製品の設計、応用加工技術の開発、性能検査まで包括的ソリューションを提供することでCSC製品の販売に役立て、自動車・関連部品市場でのシェア拡大を図る。29日付蘋果日報が報じた。
CSCは昨年1月、中台で自動車用ホットプレス材を供給するため、長春英利などと合弁で屏東県に宏利汽車部件、中国長春市に長春崨科汽車部件を設立。CSCの王錫欽副総経理によると、宏利汽車部件の工場では年産能力100万個のラインが今年10月末に稼働。長春崨科の工場でも第1期年産能力が300万個に達している。2017年に生産ライン2本目を稼働させ、年産能力は600万個に達する見通しだ。
CSCの宋志育董事長は、自動車用鋼産業の高度化を促すため、同社は近年、各種自動車用製品の開発を続けてきたと説明。さらに技術マーケティングや自動車部品サプライヤーとの実験室設置を通じて、顧客に差別化された技術サービスを提供する必要があると強調した。
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