ニュース 社会 作成日:2016年1月4日_記事番号:T00061243
28日にソフトオープンしたばかりの国立故宮博物院南部院区(故宮南院、嘉義県太保市)で3日、同日の大雨を受けて3カ所以上で天井からの雨漏りが発生した。約80億台湾元(約290億円)を投じ、15年をかけて建設しながら、オープン後7日で早くも欠陥が見つかったことに入館者から怒りの声が上がった。4日付聯合報が報じた。
故宮南院建設の監督機関、内政部営建署南区工程処の林瑞徳副処長は空港や台湾高速鉄路(高鉄)駅などを例に挙げ、「完成したばかりの施設で雨漏りが発生することは珍しくない」と強調。今回の雨に対し、「改善個所が明らかになり、天に感謝する」と語った。
故宮南院の王士聖処長は、同施設にはサイズの異なる4,000枚のガラス板が使用されており、接着不良から雨水が流入することは避けられないが、現時点で入館者の動線や展示物に影響は出ていないと説明した。
故宮南院では既に建設業者に改善工事を依頼したが、完工時期は未定だ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722