ニュース 政治 作成日:2016年1月4日_記事番号:T00061245
中国の習近平国家主席は31日、新年のメッセージを発表し、昨年11月の中台首脳会談に触れながら、「馬英九先生とのシンガポールでの会談で、66年という時空を超えた握手を交わし、両岸(中台)関係の平和的発展が両岸同胞に共通する願いであることを表明した」と強調した。1日付中国時報が伝えた。
中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任委員、海峡両岸関係協会(海協会)の陳徳銘会長も新年のメッセージで、異口同音に中台による1992年の共通認識(92共識)が「両岸の重要な政治的基礎だ」と訴えた。特に張主任委員は「2015年は両岸の政治往来で歴史的な進展があった」とし、中台の指導者による直接対話の道が開かれたことを評価した。
一方、中台間では30日から中台関係担当官庁トップによるホットラインが開設され、台湾行政院大陸委員会(陸委会)の夏立言主任委員と国台弁の張主任委員が約30分にわたり電話会談した。台湾側は出先機関の相互開設問題での交渉継続を希望。中台物品貿易協定をめぐっては、双方が誠意を示す状況下で、交渉加速を目指すことで一致した。
夏・陸委会主任委員は、ホットラインで中台の重大かつ緊急な議題についてすぐに話し合いたいと語った(30日=中央社)
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