ニュース 公益 作成日:2016年1月4日_記事番号:T00061249
行政院農業委員会(農委会)が、台湾電力(TPC)第2原子力発電所(新北市万里区)に計画されている高レベル放射性廃棄物の乾式貯蔵施設について、水質土壌保全計画に対する証明書を昨年12月14日付で交付していたことが分かった。30日付蘋果日報が伝えた。
同施設は既に、環境影響評価を通過しているほか、行政院原子能(原子力)委員会(原能会)による建設許可も得ており、建設に必要な「3つの関門」をクリアしたことになる。
TPCは今後、環境影響評価での決議に従い、廃水汚染削減計画を新北市政府環境保護局に提出し、認可を得た上で着工を目指す。
TPCの広報担当者は「廃水汚染削減計画は2週間前に提出済みだ。計画が認められれば、施設は2年半後に完成し、テストを実施した上で使用を開始することになる」と述べた。
ただ、新北市政府は周辺の河川に土砂崩れの危険があることなどから、計画認可に慎重な姿勢を取っている。また、環境団体も貯蔵施設には放射能漏れリスクがあるとして、断固反対の立場を崩していない。
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