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台湾株式市場、新年初日は17年ぶり暴落


ニュース 金融 作成日:2016年1月4日_記事番号:T00061252

台湾株式市場、新年初日は17年ぶり暴落

 新年初日の取引となった4日の台湾株式市場は、ニューヨーク株式市場が昨年末最後の2日間に計295ポイント下落したことを嫌気して取引開始直後から値を下げた。アジア各地の株式市場も下落し、特に上海株式市場が7%下落して、今年から導入されたサーキットブレーカー制度によって取引停止となった影響で台湾株は下落が進み、加権指数は前年最後の営業日から223.8ポイント(2.68%)安の8,114.26ポイントとなって取引を終えた。取引初日の下落幅としては過去17年で最大だ。中央社などが4日報じた。

 セクター別では、石油化学、セメント、紡織、バイオテクノロジー、金融の下落が目立った。総統選挙のある年の初日は、2008年、12年とも100ポイントを超える大幅下落となっており、今年で3回連続となった。

 サウジアラビアとイランの断交、その原油価格への影響など海外要因の変数は続いており、外資系証券会社が年末年始の休暇後に取引量を膨らませるかが指数反発の鍵になるとの見方が出ている。