ニュース 食品 作成日:2016年1月4日_記事番号:T00061259
食品大手の愛之味は30日、ネスレから紅茶ブランド「ネスティー」のライセンス生産を受託したことを正式発表した。契約期間は10年で、傘下の台湾第一生化科技(第一生技)がラインの調整を経て生産に入り、早ければ第1四半期中に市場に投入できる見通しだ。31日付蘋果日報が報じた。
陳哲芳同社董事長は、愛之味は傘下にペットボトル無菌充塡(じゅうてん)生産ライン3本を抱え、ネスレ製品の生産に対応できると説明した。今後、夏季の需要増を見越して、北中部に同生産ライン1本の増設も検討している。
「ネスティー」は台湾ではコカ・コーラが生産していたが、昨年10月で提携関係が終了した。コカ・コーラは同時に自社ブランドの「FUZE tea」を発売し、映画館やファストフードなどに投入している。
台湾の食品メーカーが海外大手の有力製品の受託生産に当たるのは、泰山企業が2012年より伊藤園から茶飲料を受託し、台湾市場の他、北米や欧州に輸出している例がある。
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