ニュース 電子 作成日:2016年1月4日_記事番号:T00061263
30日付工商時報などによると、アップルが女性や新興市場向けに4インチのスマートフォン、iPhone7cを今年3月に発表、4月に発売する予定で、独占受注した鴻海精密工業が1月より中国・河南省鄭州市の工場で試験生産、2月から徐々に生産規模を拡大するとの市場観測が出ている。業界関係者は、腕時計型ウエアラブル(装着型)端末、アップルウォッチの2代目機種も3月に同時発表予定で、独占受注した広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が1月に量産を開始すると話した。
鴻海のある従業員は、iPhone7cはディスプレイの解像度が1,136×640ピクセル、「A9」プロセッサー、メモリー2GB(ギガバイト)で、800万画素のメインカメラを搭載すると話した。容量は16GBから、カラーは3色で指紋認証センサー「タッチID」を採用し、バッテリー容量は1,642ミリアンペア時(mAh)に増えるという。中国メディアの報道によると、販売価格は4,000人民元(約7万4,000円)以上と、従来予想されていた低価格設定とは異なるようだ。
次世代機種、AMOLED採用か
一方、アップルはiPhone8にアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルを採用する可能性があり、友達光電(AUO)、宸鴻集団(TPKホールディング)、鴻海精密工業傘下の業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション・ホールディング、GIS)などに大きな商機をもたらしそうだ。外電の報道によると、韓国のLGディスプレイ(LGD)とサムスン電子は今後2~3年で15兆ウォン(約1兆5,200億円)を投じてAMOLEDパネル工場を設立する計画について、近くアップルと協議がまとまるもようで、アップルも出資する可能性がある。
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